知ってしまった夫の秘密。 それでも、赤ちゃんほしい?
先日、クローゼットのカラーボックスからバッグを取り出そうとしたら、カビが!!!!(@_@;)
クローゼットから全ての荷物を取り出し、カラーボックスをベランダに出して避難。その他のバッグや服達をチェックし、ベランダでカビと格闘。私のカラーボックスだけでなく、夫のカラーボックスも除菌し、やっと落ち着いた。
また、カラーボックスに収めるのは嫌だなあと思い、しばらく放置。この際だから断捨離してからカラーボックスにしまおうと思っている。しばらく放置。引っ越し作業途中、みたいな感じになっている。まあ、死なないし、生活できるからいいかー。
夫は本が多い。ネットで買ったり、書店で買ったり古本屋さんで買ったり。夫のカラーボックスには大量の本がある。無造作に床に積まれている状態。私もたまには、本でも読んでやるかなー。(上から目線)と思い、本を物色。その中に、カバーを裏返して折ってある真っ白なカバーの本があった。
ありゃ、これはえっちな本だー。夫ちゃん、隠すの下手だなあ。(笑)と思いながら手に取った。
妊娠・出産関係の本だった・・・。( ゚Д゚)
夫ちゃん・・・、赤ちゃんほしかったんだ・・・。(>_<)
その本は、妻が妊娠したらこうなる、とか、夫の極意みたいなことが書かれていた。新しかった。誰かからもらったものではなさそう。しかも、カバーを裏返して読んでたってことは、私に気を遣ってのことだろう。わざわざ買ったのだ。
ごめんなさい。ごめんなさい。こんな奥さんでごめんなさい。私、子ども産んだ方がいいのかな。
今の精神状態で子どもができたら、余計悪化する。自分のことで精一杯なのに、これで子どももいたら治るのも治らないよ。だから、今は子どもの時期じゃないんだ。いない方がいいんだよ。 夫は、そう私に言った。
30代後半。子どもが持てるギリギリの時。うつ。私、何やってるんだろう。
甥っ子の誕生日プレゼントを、夫と一緒に選ぶ。夫は「これが自分の子どものプレゼントだったら、もっと楽しいだろうなあ」と言った。夫は、子どもがほしいのだ。
でも、夫は私の体調を優先した。子どもは我慢して。私はそれを知っている。
妊娠すると、よけい体調悪化する。私の仕事柄、私は子どもはいらない。夫はそれを知っている。
子どもは持たない___。二人で相談して、そう決めたはずだった。老人ホーム貯金だって始めた。なのに。夫は妊娠・出産の本を買って読んでいた。
私は、子どもを産んだ方がいいの?そしたら、夫は今よりもっと幸せだろうか。私、うつになってしまった。妊娠・出産できる時期が療養で過ぎてしまうなんて。大切な人を、私が苦しめている。大切な人の夢を、私が奪ってしまっている。
本のことは夫に言わず、そっと元に戻した。
体調が回復したら、こんな私でも赤ちゃんほしいって思えるだろうか。