子ども産まなきゃ!に振り回される。

 タイムリミットに焦る。私は産まない派だか、「もう産めない」と言われたら、産んでおいた方がいいのかな。と思ってしまうのも事実。
 甥や姪を見ていて、かわいいなとも思うし、街でファミリーを見ると、ああいう生き方もあるよなあとも思う。
 いざとなると勇気がない。私に子どもがいるイメージがわかないのだ。
 子どもに縛られてしまうんじゃないか。と思う。そう思う時点で子どもを持つ資格がないと思う。

 妹夫婦を見てると、この家族の形しか正解がないんじゃないか。それ以外の人間は、幸せにならないんじゃないかと思ってしまう。幸せって、こういうことなんだって見せつけられた、再確認、みたいな感じがする。
 妹が羨ましいわけではなくて、私はこれでいいのかなという不安にかられる。
 
 産んだ方が幸せなの?
 産まなかったら、幸せじゃないの?
 
 それを比べてしまうことも、ばかな行為だと思う。子どもを授かるってことは、そんな次元じゃなく、もっと尊いものじゃないのか。まだ見ぬ我が子に会いたくて会いたくて、ずっと楽しみにしている、生まれてくる赤ちゃんにとっては、そんな望まれている環境がベストじゃないのか。
 望まない妊娠もある。できちゃったのは事故だった、とか。彼をつなぎとめておけるために赤ちゃんがほしい、とか。
 
 そんな妊娠もあるから、前途した「ベストな環境」は、私の理想像なのか。妄想?こうあってほしい、こうでないといけない、という、「〇〇しなくっちゃ!!」という自分縛りの宗教が創ったものなのか・・・。
 
 そう考えたら、訳わからなくなってきた。